―医務室への道のり・スノウと―
[医務室に着く前。本人…ならぬ本猫へ
アナタ…もとい猫は美味しいんですかと質問すれば
ホログラフで構成された毛玉が質量を増した。>>71
スノウやラヴィ、メリーら
システムから作られた擬似人格だとしても
反応を見る限りは自分などよりも余程感情が豊かだと思う。]
へェ。
ま、じゃあそういうことにしておくかね。今は。
何時か食ってみたいモンだが
…動物愛護者から反対を喰らいそうだな。
それに、祟られたくはないからねえ。俺も。
[必死さを増す白猫の説得>>72に、
思わず吹き出しかけながら堪えて、
柔らかな質感の長毛へと手を伸ばせば、くしゃりと。
乱雑に撫でてから、じゃーなーと手を振ったのだった。*]