―――君の心の半分は、まだ、あちらにいるのかな…[目を閉じれば、近くて遠い世界。自分たちがいる部屋と同じ建物から、帝国兵が…旧友たちが出撃し、公国の旧友と剣を持ち対峙する。]…カレル・ブラオクヴェレ?――今、あそこにいるはずは……いや、師や友の行く末を自分の目で見つめたい…ということか。[何故かその中には、目の前で亡くなったのを確認していたはずのカレルまで混ざり込んでいて、彼らしいな…とそんなことも*思った。*]