人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


国軍技術開発部主任 マチス



───── なんて、言ったところで、
お前らは俺らが宇宙そらを目指そうとしたからだ、って言うんだろ。

分かってんだよ、愚痴くらい言わせろや。
俺は元々総指揮官になれる立場でもなんでもない。
一介の技術者だ。
これだけの人の命を背負うなんてこと、考えもしてなかった。

それでも立ったのは、俺を信じてくれた人がいたからだ。

[左手に握り締めた元帥杖を見遣る]

(73) 2017/11/13(Mon) 00:16:30

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