― 『世界軸』中層・儀式の間 ―[護ると決めたものと添い遂げると。 必要なことだから、選べたと。 静かに語る声>>57を、何も言えないままに聞く。 如何に理由を告げられようと、それは『神子がすごいから』としか思えないからだ][感情が昂り、どうしようもなくなって、およそ3年ぶりに涙をこぼす。 その様子に仔竜たちの困惑した声>>59が聞こえ、ごめん、とは思うが止めることは出来なかった]