>>69
[集会場に戻れば、この試練の間、囁きを交わした『リル』の姿。
彼女の笑顔を見れば、この試練が『成功』に終わったことに安堵が込み上げ、胸の奥に燻る不安が僅かに和らぐ。]
おつかれさま、君の夢が叶うなら、それは何よりのことだ。
一緒に頑張れて良かった。
[彼女の肩をぽんと叩く。
この集会所で最初に会った時に、恐らく表の道を歩いている類の人間ではないのだろうと察した。>>1:14
けれども、数日を共にするうちに、その素性が何であれ、心は信じられると思った]
端末に連絡は、ないね。
まあ、果報は寝て待てと言うし、上手い飯屋ほど待たされる。
もうしばらく様子を見ようと思ってるんだ。
[辺りを見回す。もし誰かその場にいるのなら、言葉を交わしたいと思う]