初めての主従…私の初めてのご主人様の事をお話するの。
私、ドジだから何のお役にも立てなくて、苦しそうなご主人さまをただ黙って見ている事しか出来なかったわ。
すごく苦しくて辛かったけれど、ご主人様はもっと辛かったでしょうね…。
ようやく私の番が来た時には心底ほっとしたけれど、ご主人様が辛いままなのには変りがないから、ほっとしたけれどやっぱり苦しかったわ。
本当に全然ダメで失敗ばかりだったのに、いいこって褒めてくれたし、ちっとも怒らなかった。
ちょっと変態だったけれど、とっても優しくて素敵なご主人様だったの。