― 戦場 ―[立ちふさがる屍鬼やゴブリンを切り捨て、未だ燃え残った火を蹴散らして、ただ前へと進む。"鍵"はその意思に応え、自ら敵を求めるように軽やかに動いた。武器も、鎧さえも構わず両断する切れ味はすさまじく、軌跡は光を引いて戦塵を裂く。ただ、時折何かが砕けるような音が、剣握る手から響いていた。]