人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 ヤコブ

― 戦場 ―

[立ちふさがる屍鬼やゴブリンを切り捨て、未だ燃え残った火を蹴散らして、ただ前へと進む。
"鍵"はその意思に応え、自ら敵を求めるように軽やかに動いた。
武器も、鎧さえも構わず両断する切れ味はすさまじく、軌跡は光を引いて戦塵を裂く。

ただ、時折何かが砕けるような音が、剣握る手から響いていた。]

(73) 2014/04/02(Wed) 12:07:42

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