─── >>42の後 ─── 『呼んだ?』[>>42心の声が漏れていたのだろうか、仮眠室の扉からひょっこりと顔を出したのはエレオノーレだった。] エ…レちゃ……ん……?[夢でも見てるのかと思ったが、数時間前のやりとりをボンヤリと思い出す。あの時、鍼灸師のお姉さんがエレオノーレを探してくれる、と言っていた。お姉さんは約束を守ってくれたに違いない。エレオノーレは何かを手に女の側へとやってくる。] 『封鎖が済んでいて店には行けないから完全なものではないけど。』