コニーリオは故郷が大事なのだろう。お兄さんの故郷もね、コニーリオと最初に出会ったウルカニスの近くにあるんだ。
いや、"あった"というべきかな。その慣れの果てが、一緒にいった浜辺近くの廃墟さ
[と、最初に出会った頃を>>1思い返すようにしていう]
その昔、巫女の神託があったらしい。新しきあの地は私たちが神魔様より管理を預かった・・・とかだったかな。
[もう少し気の利いた言葉だったきもするが実態はそういうものだ。]
ウルカニスは今も昔も景気がよかったからね。
[国是としてうま味がある土地というのも多分にあったのだろう]
別にそこに住む人はかまわなかった。彼らは別に自分こそが上にたつという者たちだ。という思いはなかったからね。
そんな日々も数十年……結局他国からの侵略を守ってはもらえなかったね。巫女の言葉はなんだったのか…っていうと、都市以外は捨て石にされたというやつだね。