人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


黒耀狼 ディーク

……ま。
どーしてもやんなきゃならねぇってんなら、ちょーどいいっちゃちょーどいい、か。

[実力者と見なす相手となら、遠慮なくやり合える。
こんな状況だからこそ、やるなら全力で、というのは強い。
そういう意味では、いい相手がいる──と言えなくもないのだ]

いっぺんぶん殴る、ってのは、決めてんだし。
そこ、通さねぇとならねぇしな。

[『殴ると決めたら絶対一発決めなさい』とは、これまたありがたいんだか違うんだかよくわからない、母の教えである。
それを通す機会になるなら、と。
ある意味物騒な思考を抱えつつ、とん、と跳んで、建物から建物へと飛び移る。
首からかけた銀の鎖が襟元から跳ねて、銀のロザリオが一瞬、光を弾いた。*]

(73) 2017/04/30(Sun) 21:57:52

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