―ローゼンハイム小屋・夕方―
[しばらく窓の外を見つめていたら、帰ってきたタクマと顔をあわせ、またその表情に首をかしげ。>>64
どないした、と言っても、彼はきっと本当のことは教えてはくれなかっただろう。]
今日も泊まりやなー。今から帰ったら、確実に死ぬ。
タッくんはそんなん気にせんと、寝室のベッドで寝かせてもろたらどうや? ただでさえ大きいのに、狭いとこにおったらこっちまで窮屈になるて。
[そう、軽口を軽口で返してから、その籠の中の甘夏>>61に目を輝かせ。]
おお! ええ色しとるやん。
晩御飯に食べるんやったら、ナイフで切ろか?
[そう、提案した。]