……報告?[礼の後、僅かに砕けた口調で告げられた言葉に僅か、首が傾ぐ]確かに、あり得ぬ事象だとは思っていたが……なるほど、妖の所業、と見れば腑に落ちるな。[花仙に護られし場所から仙花の苗を浚うなど、自然の風とは思い難かったのだが。何者かの意思が介入しているというならば、合点も行く]……わかった。玄のが降りるならば、天帝の護りは残る我らが務め。気を向けておくとしよう。[静かな口調でそう告げた後、ふ、とひとつ息を吐いて]