大丈夫…?
急がないからゆっくりで大丈夫よ。
[カボチャを小さくしてくれるその手つき>>58は少し危なかしく見えたが、おそらく自身がやる方が危ないであろう。
そばで鍋にトマトとひき肉を入れ、炒めだす。ミートソースグラタンにするつもりらしい。]
〜〜♪
[やはり少し調子の外れた鼻歌を歌いながら、テキパキと料理は進んでいく。]
あ………
[そう呟けば、鍋をそのままに表へと駆け出し。店の表に置かれたボード──本来は仕入れたものや季節の花の紹介の使うもの──にペンを走らせた]
『パンプキンスープあります。どうぞお入りください。』
[満足げな彼女をよそに鍋からは香ばしい──もとい何かが焦げたような──匂いが漂いだしていることに、誰か気付いただろうか。]