…。
[フレデリカの認識票を手にする。
汚れを軽く拭うか一瞬迷って、結局そのままに鎖に通した。
それを首から掛け、小指は白い布に丁寧に包み込む。
平和の願い表した銃>>2:77は、少し考えて懐に入れた。
使うのは自分の銃にするつもりだから、本当に持っただけである。
これから赴く地は、再び旧友との戦いの地だ。
カサンドラの銃でそれを行う気には、なれなかった。
だからこれは半ばお守り代わりでもあり、]
… 二度目の退学なんざ、すんじゃねえぞ。
[旧友に直接返してやろうと、決意を己が心に秘める為でもある]