[ふたつの願いを聞いた神魔が宝珠を顕現する。>>57唱えられる呪に応じて散るのは、菫青石の色の光。それはふわり、ひらり、とこちらの上に降り注ぎ] ……っ!?[それが自身の内へと染みとおった直後に、強い衝撃が駆け抜けた。>>69神魔が告げる終了の宣言も遠いまま、その場に膝を突く。これまではささやかに揺れていただけの記憶の帳が開き、奥に隠されていたものが溢れ出してくる]