[ライナーの話を聞いて]…命を粗末にはしないで、ね。[と、しか言えなかった。彼の提案を聞いて実感する、この状況において"自分は守られる対象"であり、要は"足手まとい"なのだと。――せめて、自分の身くらいは自分で守れれば。と、自分の無力さを痛感するのだった。]