人狼物語−薔薇の下国

239 【誰歓G(+聖)軽RPガチ】向日葵村の夏祭り-2nd-


弁護人 コンラート

―回想・幕引き(TAKE2←)―

(…負けた、か。悔しいな…)

[興味本位で参加したこの人狼劇、「おおかみ」という役職に最初は戸惑ったものの、いつの間にか全力でこの役割を演じていたのだろうか。
負けとなってしまった今、湧き上がるのは「悔しい」の一文字であった。]
――あ、吊り時はコンさんに私が一思いに 【斬】サーベル お見舞いしてさしあげますね――


[振り返るとそんな彼女の声が聞こえてきた。
彼女の手で終わるというのならそれもいいのかもしれない。
元気いっぱいの彼女の笑顔に一種の頼もしさを感じながらサーベルを手にした彼女を見る。」

(…?)

[彼女は客席に背を向けサーベルを抜く。刃を受ける俺だけが見た彼女の表情は、勝者の笑みでも、重要な役目に意気揚々としているというよりはむしろ…]

(なぁ、ベル。俺はもっと…お前には笑顔で…)

―――人狼劇の幕はそこで降りた―――

(72) 2014/08/25(Mon) 00:02:25 (yuki)

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