[誰かが詠唱をする間に別の団員が男に接近し、牽制。
魔法で拘束しようとするのを、接近した団員をスウェーで躱してやり過ごし。
一転、詠唱する団員へと迫り、歌い切る前に顎を殴り飛ばす。
しばらく詠唱出来ないようにした後、二人がかりで押さえつけに来た団員らの片方の胸倉を掴み、遠心力を利用してもう一人へと投げ飛ばした。
最後に纏めて蹴り飛ばすのも忘れない]
なんでぇ、こんなもんかぁ?
[挑発した時、えも言えぬ気配を感じて咄嗟にそれまでいた場所から飛び退いた。
直後、男のすぐ傍を風の塊が通り過ぎる。
周りの団員よりは歳が上らしい男が放った風球の魔法だった]