[>>68 口調から僅かに心配の色を感じ取れば、その真剣な表情を見つめて数度瞬いた。] そうか。―――そうだな。[イーシュトの記憶は、確かにクレステッドの忠告と相違ない。実に忌々しい―――人間たちにより敗北を喫するという記憶は、その中でも強烈なもの。] 慢心と油断はせぬよう肝に銘じておくことにする。 ありがとう、クレステッド。[普段の微笑を浮かべて慣れぬ礼など言えば、作戦会議を終え兵の編成に向かうだろう*]