俺は…何も怖くないよ。シルキーさえ良かったら。怖いのは、それだけ。
…あと、まあ、いろいろ各方面に一言か二言かそれ以上は入れないといけないだろうし…ちょっとというか結構大変な思いするかもしれない。
マグルとしての人生を選んだほうが、君にとって楽だとも思っては、いる…。
でも、俺はそれじゃ嫌なんだ。これは俺の、わがまま…なんだ。
それでもいいって、…思ってくれているの?
[俯き、シルキーの守護霊を見つめて言った。彼女のヒョウはじっとアデルを見つめ返している]
ありがとう…『エクスペクト・パトローナム!』
[…は杖を構え、少しだけ震える声で守護霊の呪文を唱える。銀白色のヒョウは暖かな光を散らしながらシルキーの正面に立った…]
シルキー改めて聞くけど…
俺と一緒に、一緒、に……こちら側で、生きてくれる?