[周りの気配がじりじりと近づいてくるのを感じ、慌てて左薬指の指輪と右掌のジェムを合わせる]私はここにいる。私は――どこに行く?[そのセリフと共に、私はジェムの色と同じ白い光に包まれて。その光がおさまる頃には、自分の姿が少し変わっていた。髪の毛は、光と同じ真っ白に。服装はいつも服に、白い毛糸のポンチョを羽織るような形。そして]