[>>55血親とジークムントの会話には僅かに視線を逸らしたまま、口を挟まないでいた。
…挟む余裕がなかったとも言えるが。
気持ちを切り替えようとするかのように、は、と息をつく。
塔へと向かう事になるかと動きかけた時に聞こえてきたのはアレクシスの声。>>45
まさか城主が打ち取られるなどとは思っていないが動揺は走る。]
―…。
[血親に視線で示されれば、黙って彼らの方を向く。――勤めていつも通りの態度を装いながら。
>>60>>68ジークムントの答えを得られれば、彼の案内を受けて血親と共にサロンを退室した。**]