あの野郎……息子は独り立ちしようってのに……[ものすげえ面倒そうな顔になり。伸びてきた忠臣の腕を、ぐいっと掴むと。>>35]……おい、気に食わんが逃げるぞバルタザール。俺はまだ、悪事も絶望も愉しみ足りん。あんなのに邪魔されてたまるか。