― 後日・工房にて ―
……ふにぇぃ?
[いつものように研究に没頭していた所に入れられた差し入れ。
新鮮野菜の使われたそれに、どこで調達したのか何気なく聞いて。
返ってきた答え>>67につい、惚けた声が上がった]
……いや……あ。
えーと。
[違う。何か違う。
公国の農業が他所とは違うのは知ってるけれど、それにしたって、それなんか違う]
…………確かにそれって楽しそう、だけど。
ふつー……っていうか、一般的な農作業とは、だいぶ違うと思うんだよ……?
[だって、普通の野菜は動かないし、殴り合う必要もない。
ないはずだ。
兄上のバイオ農園のあれそれじゃあるまいし、なんてちょっとぐるっとした後]