...メレディス...カルディナールロート少尉が動けないのは、能力を限界まで行使したせいだ。
あいつの能力は強い分、そういう反動も大きい。
[ 緑地帯を目指しながら、低くカレルに告げるのは、グローランサとしてのリスクの一端 ]
今は、埋もれる心配しかしなくていいが、これが戦場なら、危険はもっとでかい。
便利な力ってのは、厄介な力でもあるってことだな。
[ 自分の意志で力を使う事は、リスクにも自ら対処し責任を負うことでもある。完璧な理解は無理でも、それを伝える一端にはなるだろう、と、男は敢えてそれを口にしていた* ]