――残念ながらな、中尉。生者に二階級特進は許されない。大尉で我慢しておけ。――だがな、君の昇進と勲章は、絶対に俺が申請してやる。やりたかった無茶を禁じられたんだ、そうでもしないと、俺の気が済まないんでな。だからな、中尉、俺の気晴らしのためにも無事に戻って来い。[そう告げて]――よし、行動開始! また会おう、中尉![その背に敬礼を送った。上官としては本来するようなものではないが、彼の行動はそれに値する]