…エディ。
泣かさないでって言ったじゃない…
[ 無残な姿を曝すエディの姿を認めれば
まるで大仕事を終えた後のように
立っていることも出来ずいつしかへたり込んでいた
この中の誰かが殺したの?
いや、この三人が皆…?
もし冷静な心を持っていたならば
エディの死に嘆き悲しむ彼らが犯人で無いことは分かったはずだ。
…が、悲しみはあまりに大きく判断を曇らせる
誰かを疑うことでしか心を保っていられそうも無かった
彼の無残に喰われた心臓を直視することなどできず
そして誰と目を合わせることもなく
逃げるようにその場を立ち去ろうとする
エディの亡骸から少し離れたところに
ネームプレート>>2:279が落ちていたことには
気付くことさえ無いままに ]**