……あの、ブライアン総督代理、 ………。 …………いえ。ドロシー先輩。 もしできるなら、すこしだけ、 お話をすることはできないでしょうか。 此処、でも良いですし、その、[ 見張りがいるならちらりと、目を向けて。 総督代理にではなく、先輩に、話があった。 本当に心の裡、いまは、彼女に対する 警戒心や復讐心などは無かったから。 表情も「不安を抱えた後輩」のように 映ったのではないか、とは思うのだけれど。*]