人狼物語−薔薇の下国

178 薄暮の海―CLASSIFIED MISSION―


電測士 リエヴル

それは……ありがとうございます。

[言ってから。接続が切れた通信機に、視線を落とす]

……ですがね、副長。

[同じ通信科の、上官と部下。いつものように、近くにいれば。
少なくとも、門外漢の機関整備のために、艦底にまで送られていなければ。
なんだって、司令塔のような重要施設に一人にしたのだと。でなければ、]

だから、自分はね……あなたのことも、幾らか……、

[でなければ、間に合ったかもしれない――と。
だから、お前が言うかと、いう気持ちが薄くたゆたう。
――こんなことは、考えるべきではないと思っていてさえ]

(71) 2014/04/25(Fri) 23:42:23

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