人狼物語−薔薇の下国

420 グロリアス・マギカ・グラマーティオ-スブ・ロサIII


盲目 クレステッド

[欲求以上の答えを示す筋肉と同じように、
今にも爆ぜてしまいそうな喉を、
歓声を抑え込み、細められていた眼がゆっくりと開かれる。
その目に、かの肉体を焼き付けんとするその姿は、
獲物を追い続ける獣がごとし。

肩から肘まで、筋肉の表面をなぞる視線には熱が籠り。
今にもはち切れてしまいそうな危うささえも、美しい。


皮膚に滲む汗を煌かせるのは、
天井から見下ろす人工的な照明ではない。
彼自身が、 どうしてこんなにも眩しいのだ。
いや、彼(彼女)らは、きっと知っている。]

(71) 2016/04/06(Wed) 17:09:58

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