人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


雷華の族長 ガートルート

─ 戦舞台・戦闘領域の外 ─

[不意に、傍の青年の気配に僅かな変化。
ちらりと目だけで盗み見ると、変化の乏しい口元に刷いたのは、確かに笑み。>>60

その表情に、眼差しに。
はらの奥が、じくりと軋んだ。
自然、男の笑みが深くなる。ああ、これだから堪らない。]

ンン?
ああ、ルートは来た時に会ってるのか。
…そうだな。どういう術かは分からんが。とうやら少女アレはもう細胞レベルで人間ヒトじゃねえらしい。

[青年が口にした異変に>>61同意で答え、眉間に皺を刻む。
ああいうのは、あんまり好きじゃねえなァ。詰まらなそうな呟きを聞いてか聞かずか。己は幸いであったと、同じようにその薄い唇が漏らした音>>62に、隣の獣は少し眉を上げ。

それから、大きな手が彼の顎を掬い上げた。近付けた顔は、鼻先が、吐息が触れ合う程の距離。買い被りさ。低い声が囁く。]

(71) 2015/10/06(Tue) 22:29:53

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