[そうこうしてると、金ぴか娘がひょいとどけられた。どけた髭面の男は、最初に下敷きにした相手だけれども、残念ながら目を回していたので覚えていない。現在下敷きの白いひとは案外と元気そうなので、親愛のしるしに彼のおなかに顔をくっつけて、匂いを嗅いだ。もふもふ。]