人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


魔法学園後輩 フレデリカ

[食事のタイミングで、リトの名を呼びながらすっ飛んできた少女に、周囲は驚いたか、あるいは相変わらずと思ったか。
 ともかく、リヒャルトには消化にいい食事を差し出しつつ、自身もその場で食事をとらせてもらった。
 後に大きな話し合いが控えているとは承知していたから、会話は軽い現状確認程度に留まったか]

 ごちそうさま。

[食事を終えれば、自身の食器とリヒャルトのものを重ねて持ち、一旦部屋を離れることにする。
 扉を潜る前に一度だけ振り向いて]

 ……何かあったら、呼んでね。

[それだけ言い残すと、その場を辞した*]

(71) 2020/11/15(Sun) 18:42:34

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