[ 天使の見目を褒める言葉>>53を繰り返す 怪物にとって余程留意すべき点なのか。 賞賛も天使は望まず願うのは天への帰還。 ] お前は何処も彼処も……穢い。 [ 嫌悪感を滲ませながらも下唇を挟む男の 唇にまた表情を硬直させる。 人にはない黄金美で創られた体は先程から 悲痛に歪むばかり。 顔を背けて音のないくちづけを拒みながら 捩っていた体が強張り、シーツに足の指を 立てた。 ] ――ッん、ぅ ……ッあ、なに……っ[ 汚泥が変貌したからだ。 ]