私も───忘れません。 いつまででもお待ちしています。 大将さんも一緒に、きっとまた来てください。 天の門に至る席は、まだ空いています。 私が必ず、主の御許にお連れしますから。[必ず、と約束する声は、救世主としての自負と共に、微かに縋るいろを帯びていた。また来てね、と見送った過日の言葉と、近いようで遠い。]*