[人狼についての資料を探して奥の棚へと移動して。手の届かぬ場所の本を取ろうと梯子を使う。
ディーターの呟き>>69まではクララの耳まで届かなかったらしい。]
今、何か言ったー?
……え、本当に人狼が居たらどうするって、
[質問に答えながら、ぺたぺたと手探りで。本の背表紙を指で謎ってゆき数を数えてゆく。
勝手知ったる図書館、手慣れた作業の筈だった。]
そうね、"わたしはどうもしないわ。"
ディ―ター。貴方はどうするの?
人狼をどうするつも……っ、
……ぁっ!
[思いかけずクララは小さな悲鳴をあげる。]