人狼物語−薔薇の下国

272 グロリアス・マギカ・グラマーティオ-スブ・ロサ


駆け出しヴァイオリニスト セルウィン

――グラウンド――

[外へ出れば、頭上高くに輝く月は、いっそうその存在感を増した気がした。
地上へと注ぐ月光に導かれるよう、足は自然とグランドの中央へと。

校舎の方向を振り返るのは、目的地にたどり着いてからだ]

……さて、それではカスパル達を待つとしましょうか。

[イェンスへとそう声を掛けて、自身のヴァイオリンに視線を移す。
魔女の武器には必要なさそうだと思うけれど、弦の張り具合やら駒の位置やらを何とはなしに確認した。
習慣でもあるし、そうしている方が気分が落ち着くという事もある]

(70) 2014/11/19(Wed) 23:05:32

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