[裾を掴むリーザに、どこか懐かしげに眼を細めて、頭を撫でて雪を払う。>>66]あぁ、もちろん、ペーターも連れていく。うん、私が運ぶから…大丈夫だ。[魂は無くても弟に変わりはない]……。ペーター…。いつかもう一度、巡り合うそのときまで。[安らかに眠ってくれ、と穏やかなのか、苦しいのか分からないような表情で呟いた。ひんやりと冷たく軽いペーターの身体を壊れないように抱き抱えて、302号室へ連れていこうと]