[青葉のドアを潜ったと同時にダーフィトの制止の叫びが聞こえたが(>>55)、当然それで止まることもなく。
室内にはダーフィトの他にもカーク(>>53)が。
フレデリカとは行き違いになったのだろうか(>>44)。
彼らの他には、ゾフィヤがベッドで寝ていた。まるで人形のような姿で。]
……い、いや……ぁ……。
い……やあぁぁぁぁーーーーっっっー……!
[人形のような姿のゾフィヤの近くに駆けつけ、冷たくなった手を握れば現実が洪水のように押し寄せてきた。
同時に体の底から声が沸きあがり、人目も憚らず慟哭した。
人の死に慣れてきた? そんなことあるわけない。できるはずがない。
彼女の手を握ったまま、その場にへなりと座り込んだ。]