……何か知ってるの、時羽流くん。大丈夫、話してみて。話せるところだけでいいから。[彼は何か知っている。でもそこを無理に話させようとしても、きっと離れて行ってしまうから。それなら、話してくれる分だけでいい。小さく首を振り続ける、妹の幼馴染にそっと話の続きを促した]*