[確りとした足取りは、ゆっくりとだが確実に早まっていく。それはイェンス他、この西門に備えていた彼らも同じだったか]ちょっと、頼みがあるんだけど。[昨日と変わらず生臭さを振り撒きながら近付いてくる群れが徐々に近付いてくるのを目で捉えながら近くに声をかけ]一応当てないようには気を付けるつもりだけど。危なかったら自分から避けてくれ、な![言いながら、カサカサと近付いてきた子供程の大きさのカゲロウに棍を振り下ろした**]