人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


魔法学園後輩 フレデリカ

― 2日後 ―

[それから2日間。
 時間を見てはリヒャルトの様子を見に行ったりはしていたけれど、付きっ切りという訳にもいかず、食事の用意を手伝ったり、生活の上で必要な雑事をこなしたりした。
 このまま隠れ里にずっといる訳にはいかない、というのは薄々感じていた。
 人数的なこともそうだが、何より、帝国が追撃を止めるはずがないのだから]

 リト……。

[それでもやはり、目覚めない絆の相手が一番に気にかかる。
 疲労による睡眠だとは、里の医療者になんども聞かされていたけれど]

[そこにようやく、待ち望んでいた報せが届いた>>56]

(70) 2020/11/15(Sun) 18:38:51

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