ー回想・レストランー
[お待たせしましたー!という元気な声と一緒運ばれてきた物体A…もとい料理。
運んできたのは、まだ若い女性であった。すぐにこの女性が料理人であると悟る。]
…ハンバーグっぽいもの?
["っぽい"ってなんだ…>>0:310 と、苦笑しながら、勢いに任せて口にすると、見た目とはかけ離れた味に驚愕する。
口に入れた瞬間に「うっ!」>>0:311っと歓喜なのか感動なのか、嬉しそうな顔をしたから、……おそらくこの料理の外見で拒絶される経験は積んできているのだろうけれど。
そしてその理由には、全く気が付いていないのだろうけれど。]
[あっという間に食べ切ってしまったお皿を下げに来てくれた際に感想を聞かれたので、"味"の感想のみを素直に答える。]
ご馳走様でした。
すごく美味しかったです。
……また来てもいいでしょうか?
[ダーフィトみたいに、常連になってしまいそうです…と、笑いながら。]