人狼物語−薔薇の下国

208 守護天使は暗闘する


世話係 オクタヴィア

[正体と意思を掴みかね、おそるおそるその肩に手を乗せようとすれば怯えられ、距離を取られた。
黙ってその手を下ろそうとすると、再び近づき、鼻先を寄せられる。
故郷で近所の人が飼っていた子犬を思い出し、僅かに笑みがこぼれた。]

 わかったわ、貴方は蜂ね?

[嗅いでいるのはあの花の匂いか。

恐らくはあの草原から辿って来たのだろうと。
手は一対足りない上、色々とおかしな点はあるが、とてもしっくり来た。少なくとも今は。
彼が満足するまで、そうして手を差し出す。]

(70) 2014/06/21(Sat) 16:00:36

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