人狼物語−薔薇の下国

328 鳥籠の服従試験


俘虜 マリエッタ

>>68開放感と、さらなる解放を目指して、
 内なる闘志を密やかに()燃やしかけたその時。

 再び抱き寄せられ、零れかけた悲鳴を辛うじて飲み込むと]

 ……っく……セ、セクハ――…

[そんな文句はやっぱり祖国の言葉で打ち消され。
 反芻するかのようにパクパクと唇が音もなく言葉を綴る。
 自由に――本当に、自由に……自由に“してもらえる”?]

 ……なにしやがる、ですか。

>>69自分なりの低い声に、尖った唇。
 首輪へ伸びた指がネクタイを結びつけるのを冷やかに見つめ……
 ……冷やかと言い張るには、ぷるぷるとした震えてはいたけれど]

(70) 2015/04/19(Sun) 02:27:18

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