[小さな吐露>>65と共に、込められる力。 宥めるように、そっと背を叩きながら、ちいさく息を吐いた。] ……私は、君が思うほど暇じゃないのでね。 何の感情も持たない相手に、割く時間など無いよ。[そうして暫く口を噤んでから――、観念したように、わらった。] 好きだ、リーゼロッテ。 君さえよければ、此れからも隣に居てくれると有り難いのだがね。