人狼物語−薔薇の下国

288 薔薇の下図書館へようこそ 【年末年始ランダ雑談村】


家庭料理の本 マリエッタ

>>51>>52 リエヴル
[「気になっていた」という言葉には、嬉しさとともにこそばゆくなって、さらに頬が赤みがかる。
結局想いを伝えないまま離れてしまったから、もしかしたら報われないかもしれないとさえ思っていたから、反動からかふわふわとした幸福感が、いつにも増して体中を満たしているように感じる]

ふふっ、忘れる訳ないのですよ。
貴方がずっと欲しがっていたものですから、ちゃんと渡したかったのです。

[ふっくらとした小豆と黒豆が、焼餅を包み込んでいたお椀の中。
今は空になろうとも、膨らんだ幸福感は胸の中で満たされて消えないままで。

あの日離れなかったら、自分の気持ちさえ気づかなかったかもしれないけれど。
――今はこうして、想いが通じ合えたことが嬉しくて、自然と笑みがころころと零れる]

(69) 2015/01/03(Sat) 22:12:26 (JITA)

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