[抱きしめられるのも、頭を撫でられるのも、嬉しさと恥ずかしさが同時にこみ上げてくる。>>68] すみません、先輩。 よろしくお願いします。[そう声をかけてトールの姿を見送り、自らは校門前へと向かうが。] ……………………。[そこでトールを待つという行為そのものに気恥ずかしさを覚え、つい表情を押し殺してしまうのだった。**]