[ジムゾンはどうしただろうか。話し終えた後、オットーに向き直り。一歩一歩、足を進めながら問う] ……なあ。 ニコラスも、村長も、お前が片付けたんだろ? リーザがやられた部屋でやってたように。 獣の毛ひとつ、足跡ひとつ残さないように。 ……それは、食った後で?[ひたり。目の前で足を止め、その眉間に銃口をつきつけた。薄々、人間だろうとは思っていても。他に人狼がいるのだろうと頭の隅で考えていても。――頭が必死に、その可能性を否定する]