― 水霊領域の小島・浜辺の木陰 ―
[指令書についてきた私信に、最近妹が冷たいという愚痴もあったりしたのは内緒の話。元より主観的な視点も有効活用する人材であるから、多少の公私混同は横に置いてキチンと報告するつもりである]
そうですか。
……心強い、ですね。
なにせこの子は自由な風に愛されている姫君付きなんで。
[水霊の意思>>59に一瞬口元を強く結ぶ。
強すぎる力と共にあることは苦労も増えるはず。それこそ心配性が顔を覗かせたのだが、だからどうとういう話ではない。
ユルリと首を振って表情を緩める。寝ぼけ声と大欠伸>>64に、それは更に崩れて]
おぅ、おはよう。
よだれついてんぞ……なんてな。
[定番で揶揄いながら、クックッと笑う]